講習会の現場から

ゼロから始めるネットショップ活用セミナーのご報告

2011年6月23日(木)11:47

  6月2日より全6回で行われました「ゼロから始めるネットショップ活用セミナー」が終了いたしましたので、皆さまにご報告させていただきたいと思います。参加された受講者の方はネットショップに興味を持っている方。これからネットショップを始めようと思っている方、自社の商品をネット販売してみたい方など36名が参加されました。

では、さっそく講座の様子をご紹介いたします。

1106070050

 セミナーの第1講目は 株式会社ノースプロダクション 近江正隆先生より 「弱みを強み変えるということ」と題しまして今だから言えるネットショップの成功秘話をご自身の体験に基づいてお話しをいただきました。

こちらの写真は第2講での様子です。

 第2講の講師は 株式会社シンプルウェイ 阪口あき子先生に 「売れるネットショップ実現のポイント」と題しましてお話をいただきました。主に他店との差別化を図る方法や話題を呼ぶプロモーションの仕掛け方など、多くの貴重なお話をいただきました。1106090088

 第3講は地元でホームページの制作などを手掛けている デジタルグラフィックス株式会社 河村知明先生と、実際にネットショップを運営している、とかち大好き 岡田昭彦先生により 「ショップの柱はコンセプト」と題してお話をいただきました。どのような商品をどのようなコンセプトで販売するのかを考える受講者参加型のセミナーとなりました。受講者からも楽しかったとの意見や実際にショップを運営している方のお話は現実的だったとの感想も。


1106140008


こちら写真は第4講の実習講座の様子です。

プロカメラマンの箕浦先生より商品写真の撮影の仕方を学んでいます。 ネットショップの売上げは写真の撮り方で大きく決1106140016まることから、プロのカメラマンによる魅力的な商品写真の撮り方について真剣に聞いておりました。箕浦先生の講義あとは受講者が自分達のカメラを使い、商品として用意した「柳月の三方六」を思い思いの構図を考えながらシャッターを切っておりました。

  

1106160024


こちらの写真は第5講の実習の様子です。

 地元でWEB制作を行っている MARUSU-WEB 鈴木正樹先生と山田久美子先生より写真加工ソフトを使った加工の仕方やショッピングモールへの出店する方法を学んでいる様子です。受講者はパソコンを操作して各自のお1106160028店を作っているところです。 

 実際にショッピングモールにお店を出す方法や自分が撮った商品写真を載せたりする作業は受講者も楽しそうなご様子。


  21日の最終講は「日本最大のショッピングモール」楽天株式会社 柘植正基先生に「ネットショップに求められているお客様対応と店舗運営」についてのお話をいただきました。

 

~受講者の方から寄せられた感想の一部をご紹介いたします~                                         ●ネットショップでもお客様との繋がりが大切であると改めて感じました。近江氏の行動力、チャレンジ精神を見習いたいです。
●HPに関する戦略と顧客目線の考え方が大変参考になりました。 また次回もぜひ参加します。
●体験しながら学べてとても勉強になりました。写真撮影では参加者同士のセンスの違いを見ることができ大変参考になりました。    ●講師の方の熱いお話に各講座の3時間はあっという間でした。ネットショップを通じて十勝に住む私たちに何ができるかとても興味が沸いてきました。本当に楽しい講座をありがとうございました。また参加させてください。

など、受講者の方からたくさんの感想をいただきました。ありがとうございました。

今回は実際にネットショップで成功された方のお話やショップの作り方、大手ショッピングモールのメリットなどネットショップに係わる一連の内容を学ぶセミナーとなりました。今回参加された受講者の中からもたくさんのネットショップにお店を出店される方が出てくる事を期待してゼロから始めるネットショップ活用セミナーの報告とさせていただきます。

 次回は12月頃にゼロから始めるネットショップ活用セミナーの第2弾(ステップアップ編)を開催したいと考えておりますので、その折には、ぜひご参加いただきたいと思います。ありがとうございました。 協議会 斉藤

セミナーをきっかけにビジネスの可能性を広げる!

2009年3月31日(火)10:53

上田さん写真
 足寄で100年の歴史を持つ肉牛農家を営む、北十勝ファーム(有)・上田さん。2008年度のネット販売マーケティングセミナーへの参加をきっかけに知り合ったマーケティングプロモーター・小林さんに公式WEBサイトの作成を依頼しました。

上田さんと小林さん

左から上田さん、小林さん

 出会いの場としてのセミナーを活用して、共に楽しく仕事をできるパートナーと出会えた小林さんと、公式WEBサイトの立ち上げを機に、十勝短角牛の周知向上とそのPRを目指す上田さんにお話を聞きました。


セミナー受講の経緯とその目的

北十勝ファーム看板

足寄:北十勝ファーム看板

上田さん
 セミナーに参加目的は、「短角牛」のブランディング及び知名度アップの為にインターネットを使って何か出来ないかと考えたからでした。

 北海道における短角牛の歴史は古く、十勝では明治19年晩成社が乳用として導入したのが始まりです。その後、第二次大戦後に多く導入されるようになり、最大3,300頭にまで至りましたが、牛肉の輸入自由化をきっかけに減少を続け、平成18年現在は860頭となりました。
 北十勝ファームは足寄町と音別町に合わせて260haの採草放牧地等を擁し、現在日本短角種490頭、その他計550頭を飼育しています。
 昨今の飼料高騰を受け、自給飼料で飼育する短角牛肉の競争力は年々高まっているものの未だ未だ知名度が低くブランド力が弱いのが悩みです。

 今回、セミナーに参加した結果、小林さんと知り合えたことで、牧場の公式WEBサイトの立ち上げにグンと弾みがつきました。

小林さん
 北海道大学大学院を卒業後、ファナック株式会社に就職し、その後東京のコンサルティング会社に転職、海外子会社を使った新規事業の立ち上げに関わるなど、多忙な生活を送っていました。

 昨年夏、配偶者が十勝出身だったこと、子育てには良い環境だと思ったこと、そして「北海道を元気にしたい」との思いをきっかけに、帯広に移住してきました。
 前職から頼まれる委託業務の合間に仕事を探していたところ、協議会のセミナーを知って申し込みました。

 参加の目的は、ズバリ人脈作り。加えて、十勝ではどのような人材が求められているのか、また、どのような課題があり、自分はその解決策を提供できるのか、そういったヒントを得ることも視野にいれていました。

意気投合のきっかけは懇親会

乳を飲む仔牛

乳を飲む短角牛の仔牛

上田さん
 小林さんと始めて言葉を交わしたのは、森本先生を囲んでの懇親会の席です。ちょうど席が隣同士たっだんですよ。

 色々話をしていたら、ITの仕事をしているという。
「じゃあ、ウチの会社のホームページ作ってよ!」と気軽に頼みました。

小林さん
 たまたま隣に座った上田さんと話が弾み、「是非一度牧場に遊びに行かせてほしい」とお願いしました。私はいつもそうするのですが、その人に興味が湧くと、メールをしたり、直接電話で話を聞かせて欲しいと頼んだりして、気軽に出かけていきます。
 この時も純粋に上田さんと北十勝ファームを知りたいと思い、足寄の北十勝ファームへお邪魔する約束をしました。 WEBサイトの受託どころか、仕事の話をするつもりもありませんでしたので、依頼された時は、少々戸惑いました。
 しかし、忙しい中、私のために牧場を案内してくださった上田さんと北十勝ファームに、恩返しをするつもりで依頼を受けました。

WEBサイトのコンセプトは「短角牛」のPR

デントコーンサイレージ

100%自社製のデントコーンサイレージ

上田さん
 会社のWEBサイトのオープンは4月初め、その後6月頃を目処に短角牛のネットショップのオープンを予定しています。
 ただし、ホームページのメインコンセプトはあくまで短角牛のPR。北十勝ファームの取り組みやそのストーリーを広く伝えることを目的にしています。
 短角牛の肉は、日本人好みのサシが少ない反面、そうした脂身の少なさと赤身の美味しさが近年のヘルシーブームで注目されています。
 一方、うちの牧場では10年以上「安全安心」をモットーに自社製飼料100%で飼育を行ってきました。こうした取り組みが、昨今の穀物高騰情勢や環境問題の顕在化を受けて、注目されつつあると、実感しています。

小林さん
 サイト作成を手伝ってもらっている東京に住む友人のアイディアで、この春から北十勝ファームの従業員として働くことになった中村さんによる「お母さんへの手紙」というコンセプトのコンテンツをページに加える予定です。

 短角牛の飼育業務や、短角牛とのふれあい、または足寄での日々を綴ってもらい、お母さんへの暖かい気持ちや、時には仕事の愚痴など、読む人が共感し楽しめるようなモノになればいいと思っています。

今後の事業展開についてのビジョン

牛舎の様子

人懐っこく寄ってくる短角牛達

上田さん
 現在の供給量では、取引先への提供が精一杯。ネットショップで大量に売ることは難しいのが現状です。
 そこで、ネットショップでは季節や期間限定の企画商品のみを取り扱うなど、イベント的な販売を予定しています。
 WEBサイトで情報発信していくことで、短角牛の肉を美味しく食べる調理方法を提供していただける料理家の方々や、他の地域で短角牛を育てている農家の皆さんとのネットワークを、どんどん広げていきたいと考えています。

小林さん
 これからも十勝の農業従事者の皆さんと交流し、たくさん話を聞かせていただくことで十勝の情報発信を手助けしていきたいと思っています。

 今回、セミナーをきっかけに沢山の仲間ができ、私の十勝での生活が段々と豊かになってきているのを感じます。セミナーの内容も勉強になりましたし、農業従事者の皆さんや十勝の経営者の皆さんとつながりは、私にとっては素晴らしい宝物です。今後も大切にしていくつもりです。

 きっと、私以外にも、このセミナーに参加された方々は、何かしらつかんでいるのではないでしょうか。今回のセミナーを企画・運営された皆さま、また、講師の皆さま、ありがとうございました。

u7.JPG

左から、中村さん、上田さん、小林さん、上田くん

まめ十勝.comへようこそ!~お豆腐手づくり支援サイト~

2009年3月23日(月)16:27

ka00.jpg

 2008年2月~3月、2007年度の「ネット販売マーケティングセミナー」に参加した川島さん。一念発起して自らネットショップを立ち上げました。

 本格的なショップオープンから約半年。
 その間、試行錯誤の末、新たな展開を次々に拓いてきた「まめ十勝.com」についてお話をお聞きました。

「お豆腐大好き掲示板」、公開中です!


岸本先生の檄に感じ入って

最初は自分でやるつもりはなかった

パソコンクラブかわしまトップページ

「パソコンclubかわしま」ホームページ

 専門学校を出て本州で何年か働いた後、郷里の釧路にUターン。その後、結婚を機に十勝に引っ越してきました。
 結婚と同時に夫が土木工事業を開業したので、以来24年間2人3脚で頑張ってきました。

 自営の事務仕事のかたわらパソコンやインターネットが面白くて、夢中で勉強しているうちに、仕事が舞い込むようになり、「パソコンclubかわしま」を開設して、WEBサイトの作成などを請け負うようになりました。
 すると、農家さんから「自分ちの農作物をネットで簡単に直売できないか」と相談を受けることが多くなってきたんですね。
 それで、なんとかネットショップ構築の勉強ができないものか、と思っているところに「ネット販売マーケティングセミナー」の広告を見つけまして。すぐに申し込みました。

やってみよう!と奮起、その日のうちにドメイン取得

岸本英司氏

2007年度、岸本先生の講義の様子

 ところが、第1回目の岸本栄司先生の講座で、もう、完全にその気になりました。

 岸本先生の話はとにかくすごかった!心が震えました。
 岸本先生はとにかく本音を話してくれました。建前ではなく。本当の気持ちの話をしてくれたんですね。自分の感情を大切にしろ、と。

 「安くするだけじゃ、ダメ。ありがたい、と心の底から思える、そういう値段をつけなさい」

という言葉がとても印象的でした。

 夜の講座だったので、帰宅すると10時近くでしたが、岸本先生のアドバイスに素直に従って、その日のうちに「独自ドメイン」を取得しました。


音更大袖大豆と豆腐作りキットを商品化

なぜ、豆を選んだか?

まめ十勝ドットコムトップページ

お豆腐作り支援サイト「まめ十勝.com

 豆類を商材に選んだのは、地元(音更町)の名産品だったからです。
 更に、豆類は特別な知識が無くても扱えます。常温保存がOKだし、取り扱いに特別な技術も要らない。
 最初は色々な豆を扱っていましたが、その後、「音更大袖大豆」と「豆腐作りキット」のセット販売に特化するようになりました。


なぜ、豆腐作りキットを?

 私たちの母が子どもだった時には、十勝の農家は家庭で豆腐を作っていました。今でも豆の加工品を手づくりする文化が残っているんですよ、十勝には。
 地元のお客様に対してはそういった風土(文化)の「復活」を提案したいと考えています。せっかく昔よりも格段に楽に作れるようになっていますから、ハレの日には家で手づくり豆腐を作る、といった「手づくり文化」を根付かせたい、一家に一個豆腐作りキットがあって、豆とにがりでいつでも豆腐を作れる、それが自然、という状況を目指しています。

 また、大豆の国内自給率がたったの4%の現在、本当に安心安全を追求するのであれば、豆腐は手づくりが一番です。
 「食の安心安全」とか「食育への取り組み」といった価値観を大切にしている都市部のお客様には、安心の原料ありきの手づくり豆腐生活の良さを提案していきたいと思い、豆腐作りキットをテーマにサイトを作り直しました。

地元カルチャースクールで教室を開講中

かちまいアカデミー画面ショット

川島さん運営のカルチャースクール

 今年から、地元のカルチャースクールで「豆腐作り教室」を開講しました。意外に人気があり、定員を一人超過してのスタートになったんですよ。
 受講生には団塊世代の方が多く、皆さん口々に「昔は良く作っていた」とおっしゃいます。十勝の「豆加工品を手づくりする文化」の名残ですね。
 この教室では豆腐だけではなく、大豆ハンバーグやおから入り揚げパンなど、おからを使った料理も合わせて紹介しています。

 豆腐作りの一番の関門は、大量に出るおからの活用。
 今後はWEBサイトでもおからのレシピをたくさん提供することで、豆腐作りのはじめの一歩を踏み出しやすくする工夫をしていきたいと思っています。

「きれいで見やすい」「一目瞭然」のページ作りを目指して

森本先生写真

2008年度、森本先生の講義の様子

 今年も同じセミナーを聴講扱いで受講させていただき、森本先生「1枚で10年食える、更新の要らないページ作りを目指しなさい」 という言葉に、「見やすく読み手に訴える力のあるページ」の大切さを、改めて思い知りました。その反省を元に、日々、サイトの改訂を進めています。


最後に、長く経営者として社員の面倒を見てきた川島さんに、「仕事」についてお聞きしました。

経営者の目線から、「仕事」について思うこと


「辞める」か「我慢する」かの二者択一じゃない

 今まで自営業(土木建築業)を通じて沢山の人たちに出会いました。辞めていく人も、もう、沢山いましたよ。
 でも、最後に「辞めます」の一言も言えない人がとても多い。「辞めます」とはっきり意志表示することで、被雇用者として生じる権利がたくさんあるんですけどね、知らないんですね。気の弱い人が多いですよね。損をしている。

 働いていてなにか疑問に思ったり理不尽に感じたことがあったときに「我慢する」か「辞める」かの二者択一しかない、そういう人があまりにも多い。

 仕事も会社も出会い。転職は悪くないと思います。
 しかし、短絡的に「辞めるしかない」と思う前に、一言たずねれば良いのにと思うんです。疑問があったら聞けば良いんです。雇用主も鬼ではない。単なる誤解だった、ってこともたくさんあります。

「履歴書」と「職務経歴書」で自分を振り返ることが大切

 今回、セミナーを受講する際に25年ぶりに「履歴書」と「職務経歴書」を書きました。
 説明会などで書き方を親切に指導していただけたので、改めて自分自身を振り返りました。自分自身を客観視し、能力を把握することで強く自己アピールも出来ますし、自分にふさわしい仕事に出会えると思います。

 更に言えば、常に自分自身の3年後5年後の職務経歴書を意識しながら就労することで毎日が充実するような気がします。

手打ちそば、始めました~「モクモク十勝」新たな試み~

2009年3月12日(木)18:34

モクモク十勝玄関
 小さな木の宿「モクモク十勝」を営む吉田さん。
 「モクモク手づくりファーム派遣研修」の確かな手応えを糧に、今年の冬から手打ちそばランチ営業を開始しました。

 新たな試みに挑む、吉田さんに話を聞きました。

モクモク十勝ブログ「暮らしの雑感」、公開中です!

モクモク十勝、開業~研修参加に至るまで

吉田さん顔写真

研修みやげの
バンダナを巻いた吉田さん

 大学卒業後、いくつかの職を経て、30才で東京から北海道の製紙会社にUターン就職。その後、37才で民宿開業して現在に至ります。
 「モクモク手づくりファーム」さんのことはまったく知らずに、木にこだわった建物なので「モクモク十勝」と宿名をつけました。

 お客様からよく「三重のモクモクさんとはなにか関係があるのか」と聞かれ、以前からモクモク手づくりファームさんに興味関心がありました。
 今年、開業10年を迎え、より食事を中心に宿の充実を思慮していたところに研修、派遣の話を新聞で拝見し、応募しました。
 将来は地域雇用にも貢献できるような展開も模索してます。
 十勝は観光の地位が低いですがもっとも北海道らしい景色と食材のある場所ですので富良野、知床に負けないようなエリアになるお手伝いができればと考えています。

「なにしに来たの?」「なにを学んで帰りたいの?」

 モクモク手づくりファーム研修に派遣され、最初の面談で自己紹介の後、まず吉田専務に「で、あなたは何しに来たの?なにを勉強して帰りたいの?」と単刀直入に聞かれました。それで今現在のモクモク十勝の状況を説明すると「宿泊だけじゃだめだろう」との厳しいアドバイス。

 モクモク手づくりファームは、いかに滞在時間を延ばし、お金を遣ってもらえるかを非常にどん欲に追求しています。
 お客様が夏にしか来ないので、夏に1年分の売り上げを上げることを目標にした北海道型の経営では、今後の厳しい経済状況を乗り切れないだろうということは自分でもわかっていました。
 吉田専務からは、モクモク手づくりファームの経営を支える「ものづくり」について教えてもらい、「お土産や食事などとにかく他にも何か出来ることをやるべきだ」とアドバイスをいただきました。
 そこで「そばのランチをやろう!」と思い立ちました。

そばで地元のお客様獲得を目指す

ざるそば写真

1日限定10食のざるそば

なぜ、そば?

 なぜ「そば」なのかと言えば、地元のお客様獲得を目指しているからです。
 最初は色々考えたんですよ、サンドイッチとか、ハンバーグとか。でも、それでは結局観光客の皆さんしか来てくれない。それでそばにしました。

 うちの宿は、お客さんのほぼ100%が本州からの旅行客。
 宿を開いて10年経つのに、まったく地元には知られていない。地元のお客さんも少ない。そういう状況を何とかしたかった。もっと地元の皆さんと、接触を持ちたい!というのが、そばをやろうと思った一番の動機です。
 そば打ちは、懇意にしている近所の農家のオヤジさんに教わっています。そば打ちは奥が深いので、まだまだ修行中です。

かしわとごぼうのかけそば

かしわとゴボウ入りの温そば

帯広・八千代産のそばの実を上士幌で製粉

 うちのそばは、9割そばです。
 原材料は、そば打ちのお師匠のつてで、そばの実の状態で八千代の農家さんから仕入れて、上士幌の製粉所さんで碾いてもらっています。
 「十勝産そば粉」と書いて売っているそば粉の中には、他の産地のそば粉と混ぜてあるものもあると聞いたので、直接農家さんからそばの実の状態で仕入れて、それを碾いてもらうことにしました。

郊外のランチ営業は、やっぱり厳しい・・・

 採算ですか?まだまだ。師匠にも「(そば打ちの技術は)まだまだ」と言われてますが、今シーズンは半分練習みたいなもの。これから少しずつお客様を増やしていく為の工夫をしていきたいと思います。

 夏の、繁忙期にも継続するかどうかは検討中。モクモク手づくりファームさんのように大きな企業としてやっている訳ではないのであくまで出来る範囲でやっていきたいと考えています。

 今、一番手応えを感じている周知ツールはブログ
 十勝地元情報を中心としたサイトでブログを公開し始めてから、随分と反応があります。ほとんど毎日更新しています。

鹿肉加工の「ものづくり」をやりたい

モクモク手づくりファームにならって

暖炉

暖炉の燃える食事スペースの一角

 宿を始めて10年。景気の冷え込みからお客様が減ってきており、ものづくりをはじめとした「副業」をやらざるを得ない状況になってきていることを実感しています。

 今考えているのは、鹿肉を使った燻製とソーセージ作り。
 日持ちもするし、目新しい。モクモク手づくりファームのように「ソーセージ作り教室」っていうのも面白いと思っています。

みんなで農家民宿&農家そば屋を

レストランテーブル

外は一面の雪景色

 芽室で大人気の「めむろファーマーズマーケット/愛菜屋」の生産者さん達の多くは団塊世代。パワーも技術も体力も十分。そして広い農地と立派な家屋を持っています。

 うちの宿「モクモク十勝」宿が主体で農場体験などを提供していますが、芽室の農家さん達は逆方向、つまり農業体験主体で農家民宿も提供したりすればいいのに、と思うんです。

 あと、農家のご主人達は皆さんそばが打てる。會津きり屋唐橋宏先生がやっているそばの郷のような「農家そば屋」をやればいい、みんなでやりたい!って思うんです。
 そういうことがこの地域の活性化につながればいいな、と。そしてその一端を私も担うことが出来れば良いと、そう考えています。

モクモク十勝ブログ「暮らしの雑感」、公開中です!

2008年度 地場食材創作料理レシピ

2008年10月20日(月)10:22

 10店舗のシェフ達による地場食材創作料理・20品目のレシピを公開中です!!
 十勝ならではの食材を美味しく食べるヒントが満載です。
 更に!今回は一般公募より選考された3品のレシピも合わせてご紹介致します。
 是非、活用して道外や十勝管外からのお客様に十勝の食材の美味しさをアピールして下さい!!

◆地場食材創作料理レシピブックダウンロード◆

※このファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
ダウンロードページへ